超簡単なのに本格的イタリアン
仔牛のサルティンボッカの作り方


盛りつけ例
材料 2人分

  • サルティンボッカ  お一人二枚で4枚
  • バター        一かけ
  • 白ワイン       30cc
  • スーゴ・ディ・カルネ 1かけ
  • 塩           少々
  • 強力粉        少々
  • サラダ油       少々


つけあわせ
  • レタス
  • レモン
  • タマネギ

など、お好みで 
他にはじゃがいもを油で揚げたものなどが簡単でお肉にあいます。

ベネツィアやロンバルデイアでうまれ、ローマで育ったサルティンボッカは、「口の中に飛び込む」と言う意味の料理。さっと出来て、さっと食べられることからこの名前が付いたと考えられています。調理法はいたって簡単ですが、焼きすぎないようにするのがコツ。さっと焼いてさっと召し上がってください。

解凍したサルティンボッカはパックからだし、室温で30分ほど放置しておく。
お肉側にちょっぴり塩を振り、 小麦粉を全体に薄く均一にまぶす。多く付けすぎてしまったら軽くたたいて余分な粉を落とす。このとき、粉が多いとモチモチとした出来上がりになります。生ハムに塩分がありますからお塩は控えめにふってください。
フライパンに「サラダ油」をなじませ、小麦粉をまぶしたサルティンボッカの「生ハム」側を先に強火でやく。(約30秒)
肉を反対に返してちょっと焼き焦げ目が付いたら、フライパンの脂をいったん拭きます。ここがポイント!綺麗なソースが出来ます。
白ワインとスーゴ・ディ・カルネを加える、アルコールがとんだらパターを入れて、フライパンを小刻みに揺すってパターを乳化させます。

ここまで(1分30秒
サルティンボッカ出来上がり
生ハムを盛りつけ、ソースにコショーを振り、少々煮詰めお肉にかけます。ソースが透き通って見えますが、乳化が足りませんでした。乳化するとクリーミーなソースになって美味しいです。下の写真が試食の師匠「欧風家庭料理の店 カッペリーニ」の小林シェフの模範演技ですけど、綺麗に乳化していてとてもおいしそうですね。
調理時間わずか4分です。アッと言うまにできるので、食事の準備がすべて整ってから焼きはじめましょう。その名の通り、お口に飛び込むおいしさの出来上がり。

味付けのポイント
今回ご紹介したレシピはベーシックな物です。ソースを工夫すればもっと美味しく召し上がれます。たとえば、残った焼き汁に無塩バターとバルサミコ酢を入れ、一煮立ちさせれば、バルサミコソース。バターの代わりに生クリームを入れれば、こくのある生クリームソース。ゴルゴンゾーラやパルミジャーノを入れればまた風味が違うおいしさです。

パルサミコソース
写真とソースのレシピ提供 奈美ちゃん
バルサミコソース
4枚のお肉に対しての分量
(無塩バターは大さじ1程度・バルサミコは大さじ1強)

サルティンボッカが焼き上がったら、皿に取り、なべにバターをいれる。
バターが融けた後バルサミコを入れて全体に泡がジュワーとたったらOK。
酸味を飛ばしてまろやかに仕上げる。。

盛り付けの時にケッパーをパラパラッと・・。

ゴルゴンゾーラのクリームソース
4枚のお肉に対しての分量
バターを入れたら、生クリーム50ccを入れて、小さく砕いたゴルゴンゾーラを20g(6Pチーズの1個分くらい)入れて溶かしてOK。

生クリームだけにするならバター入れてから50cc〜70ccの生クリームを入れて煮詰めて、ケッパーを散らす。

ケッパーはお肉に3粒ほど乗ればOK。