番外編(~_~;)

東京の土は堅かった(~_~;) 2000年3月10日金曜日
一年で一回だけある、食品の展示会「FOODeX Japan」に出かけてきました。
今回はとても忙しい中、わずか1日の日程でしたので、始発の新幹線を使いました。ゆきに煙る山形新幹線。見るのと体験するのとこんなにイメージが違う言葉もありません(~_~;) ほらほら、ローカル電車なんて、雪に埋まってますがなぁ。田舎の電車の自慢はね、ドアが自動ドアなんだけど、ボタンを押さないとあかないんだよねえ(自慢でもなんでもないか)
そんな雪のホームを離れてホッとしたのもつかの間、私はいやな予感に・・・。何か忘れ物を。いろいろ考えて。
あった!!
そうです、長靴を履いたまま新幹線に乗っていたのでした。しかも、アイスバーン用スパイクびしばし打ち込みの物(^^ゞこ、これは、東京に着いたら、すぐ靴を買おうと決めた肉屋でした。
さて、いきなりラムチョップになってしまいましたが、やっぱり東京駅の地下街では靴屋があいている時間ではなく、すごすごと京葉線の乗り場まで五百メートル以上を、ガツコガツコと歩き、また幕張駅からガツコガツコと歩いてたどり着いたメッセ会場。そこからが大騒動だったのですが、こんな事恥ずかしくてかけません。だからこの写真になったのです。これは、初めて食べる、南米はチリのラムチョップステーキです。ちょっと小さいんだけど、旨そうだよーん。
このちんちくりんの緑色の親父が私です。無理に笑顔を作っているのがわかるでしょうか。カメラマンに絶対足下を写さないように頼んでます。そしてこの大きい人かチリのラム担当の人。英語も日本語もだめ。いきなり、年間何トン輸入できるのかと聞かれてビビリました。小売店だっていうのに。 そして、これが今回の目的の商品、ハモン・セラーノです。今年は昨年のイタリア産に引き続きスペイン産の生ハムが解禁になるというので味を見に来ました。この写真の物は黒豚の生ハムでハモン・イベリコ・デ・ベリョータといわれ、何でもドングリの実(ペリョータ)を食べて育った黒豚だそうです。今回食べた中ではこれが一番美味しかった。まだ価格はわからないそうなので、輸入できるかどうか・・・。楽しみですね。
4日間の会期中に十万人近くが訪れるFOODeXはすごいです。アッという間に骨だけになりそう。みんな旨いと驚いて食べていきますよ。 まぁ、切ってる兄ちゃんは陽気なラテン系特有の顔してまして人なつこかったです。言葉、ちんぷんかんぷんだったけど(^^ゞ
ここが、うちのパルマハムを輸入している商社のブースです。いろいろありました。中でも左端のは重さが8キロ以上あって直径五十センチ。どうやってスライスするんだろうと思いました。もってかえっていいよっていわれたけど、どうやってくうんじゃぁ。またいろいろ新しい商品を販売リストに加えられると思います。楽しみにしてください。 また、初めてお会いしたのですが、左側の男性が、例の「岩岡」君、右の方は初めてご紹介いたします、みどりちゃんです。メールアドレスは岩岡君のは良いけど、みどりちゃんのは秘密(^_-)
みどりちゃんはイタリア系の肉加工品担当らしいのでわからないことがあったらがんがん質問しますから、皆さんも質問してください。
「さぁ、みんなでみどりちゃんに質問をしよう!!」のコーナーでも作ろうかなぁ(^○^)
最後に:最終日は四時半に終わるので大きな荷物を宅急便で送ってやれやれと家路についた私です。ちょっといっぱい引っかけて、夜行バスの中で寝てゆけばいいやと、タカをくくっていたところ、乗ったとたんに寒気がして汗もどっと吹だし、やばいなと思っているうちに寝られぬ一夜になってしまったのです。家についたのは五時二十分、あわてて体温計をくわえると、なんと「39.4」の数字が・・・。土曜日だけでなく、日曜日半分、月曜日1日、寝て過ごす羽目になったのでした。無理はいかんなぁ、と、歳をとったことを通関した1日でした(^^ゞ