メニュー

平成十二年1月〜2月
●たまには仕事の試食を「生ジンギスカン味比べ」やってみました。
●smokyさんが掲示板にかいてくれた、黒ビールのソースというのに挑戦しました。大失敗!!
●刺身よりルイベがうまいけど何をつけて食べるのと言う質問に実際食べてみました。
●香川さんにお聞きしたクスクスに挑戦してみました。詳しい作り方はこちらにあります。

たまには仕事「生ジンギスカン味比べ」 2月2日水曜日
最高のじんぎすかんは、地物で達成していますが、輸入で最高のジンギスカンを求めていくと、こんな風になりました。
かねてより注文していた商品が入荷したので味比べをしてみました。
輸入の羊を極めていくと、やっぱり大きい羊がうまいんじゃないかと、試しに重量を指定して輸入してみました。大量に買い付けているので結構融通が利きます。思いのままよ、あっはっは(^○^) 一応、評価用としていままでの1ブロック二キロ前後の物と、フレッシュマトン肩ロースと、今回の2.5キロのブロックのマトンレッグを切りました。 試食の時は、じんぎすかんなべなんて使いません。いつもフライパン。じゅーじゅーと焼きます。すごい煙。これは肩ロースです。
こっちの色が濃い物が今回入荷した奴。ビッグなもも肉です。 こちらは今までのもも肉。色が薄いです。野菜はキャベツがあれば充分。ネギや玉葱はおまけです!!これはうまい!!いつもうまいんだけど、今日のはほんとにうまい。肉の味が濃厚です。普通輸入の物は肉の味が薄い物が多いんですが、これは冷凍に負けないくらい濃厚で、しかも柔らかさはダンチ。これは売れます!! うちの岩見君もマグカップをたれの器にして、しかも箸はばらんばらん。こんな試食があったのかと泣きながら食べていますが、実はうまくて泣いていたようです。早速販売しましょう。フレッシュマトンももジンギスカンを発売します。ぜひ買ってね(^○^)
羊の黒ビールソース煮込み 1月30日日曜日
smokyさんが掲示板に黒ビールのソースが美味しいかもと言う書き込みをしてくださったので、早速煮込んでみることにしました。肉はクスクス用の肉が残っていたので流用しました(^_-)
まず、玉葱を2個みじん切りにするのね。ボクこういう、包丁使うのなぜか得意なのです(~_~;) 大さじ二つのパターで焦げ茶色になるまで炒めるのか。 あっ、クスクスの時にんじん入れなかったから残っているので入れちゃおう。急に思い立って、セロリと一緒に入れちゃいました(^○^)
で、ドミグラスソースと同量のブイヨンと・・。 あれー、やべー、最初は黒ビールじゃないですか。うわー、いまから入れて大丈夫?しゃぁない入れちゃえ。 まぁ、トマトケチャップもないのだった。しゃぁない、これもクスクスの時の残りのトマトをざく切りにしてごまかそう。
さあ、クスクスの時と同じように、塩コショーを振って小麦粉をまぶした骨付きの羊肉をオリーブ油で炒めます。表面に焦げ目が付いたら、ソースの中に入れて、三十分ほど煮込みました。 おー、出来ました。すごい脂が浮いているので、取らなくちゃ。味はどうかな。楽しみ楽しみ。まずーーーー!!
今回は大失敗。やっぱりビールを先に入れないとだめだよねえ。本当に気持ち悪いくらい渋いのです。げろげろ。

まぁこんな事もあるさ。めげずに明日は定休日(^○^)といいつつ、みんなで試食をしたら。
お肉がかなりうまいので汁を飲まなければ美味しいという結論に達しました。やっぱりビールを入れる順番がちがうんだもん、うまく行くわけがない。
まぁ、もっと最新の情報ではキリンの黒は苦すぎるらしい(~_~;)もっと早く知っていれば、同じだった(^^ゞ
後日談:試食してから日も過ぎてそれは木曜日の晩でした。あまりの空腹に耐えかねて、放置してあったビール煮をご飯にかけてくったところ、これがうまい!!ほんのり苦みが程良く調和していてうまいうまい。丼一つ食べちゃった。時間が経つとこなれる物なんですねえ。実感しました。
羊のルイベ 1月28日金曜日
yahooの掲示板で刺身がうまいらしいと言うけどと言う質問を頂戴しました。ルイベの方が旨いのですが、一番あう薬味を探して実際に食べて見ました。
一番羊の味がする、冷凍のマトンもも肉の赤身の芯を使いました。売るとすればいくらぐらいになるのかなぁ。かなり削ってますからねえ。 厚さは2種類、1ミリと2ミリ
試食ですから、ちょっとだけ。
薬味が問題です。生姜、ニンニク、わさびのゴールデントリオ。
ちょっと下ろし金が無くて、薄切りでごまかしてしまいました(~_~;) 奥さん、ドキドキで食べてます。なんでどきどき。やっぱ、ご主人に見つめられて(^_^;) 私も試食に挑戦です。なるほど、ふむふむ。
さて、結論です。やっぱ、おろし金を買ってこよう。えっ、ちがう?ばれたか(^○^)三者三様の味があって捨てがたい物です。肉自体の癖が気にならない方ならどれを使ってもだいじょうぶ。マトンビギナーの方ならわさびがおすすめかな。
クスクス&骨付き羊のスープ1月25日火曜日
レシピコンテストに神奈川の香川さんからクスクスのご応募をいただきましたので、暇な肉屋は早速作ってみることにしました。
トマト・人参・タマネギ・ズッキーニ・セロリ・赤ピーマンはざく切りに、ニンニク1片は薄切りにしておきます。赤ピーマンと言ったのに、千代子は黄色いのを買ってきました(~_~;) これがミックススパイス。クスクスセットにお入れします。これが肝です。
クスクスセットにはスパイスの他に、クスクス顆粒、アリサという辛い香辛料、1キロのお肉、ひよ子まめ二百グラムと詳細、豪華なカラーレシピがつきます。まぁ作り方はいたって簡単です。
さぁ、塩コショーをした骨付き羊肉に小麦粉をまぶしてオリーブ油で焼き目を付けます。あれ、塩コショーってしたっけ。あっ忘れた(~_~;)
おくさぁーん、どうすんのよー。まぁなしでも良いか(^^ゞ
赤ワインを振りかけ強火でアルコール分を飛ばします。出来たらとっておき、同じ鍋で玉葱とセロリ、ニンニクを炒めます。 で、炒めた材料を全部深鍋にぶち込み、ひよ子まめ、トマトを入れて。 ひたひたよりちょっと多いくらいの水を足して、あと、ブイヨンね。ぐつぐつはじめます。
煮立ったら弱火にして、あくを取りながら30分ほど煮込みます。ん、なんか、忘れてない?おくさーん、にんじん入ってないぞー(~_~;) 残りの材料を入れて圧力鍋なら20分から30分。普通の鍋で1時間ほどコトコト煮ます。頃合いを見計らって、塩で味を調えます。薄味の方がおいしいです。 さて、クスクスです。クスクスは深鍋に入れて、弱火で温めます。バターを入れ、溶けるまでかき混ぜましょう。けっしてフライパンとか浅い鍋でやらない方が良いですよ(^^ゞきっと失敗しますから。
よーくクスクスが暖まってところで、沸かしておいたクスクスと同量のお湯をぶち込みます。さっとかき混ぜて蓋をして5〜6分蒸らします。 よーく蒸れたらクスクスの大きさが大きくなるはずですか・・・。あれーー、全然変わらない。
ぎゃー、失敗だぁ。やっぱ、深い鍋でやらないとよく蒸れないんだわ。やっちゃいましたね。
でもまぁスープの方がおいしかったのでそのまま食べることにしました。クスクスを皿に盛りつけ、スープを入れます。セットに含まれているアリサを少しずつとかしながら食べます。イメージはまぁ、汁かけご飯(^^ゞそれにしてもアリサの辛いこと、でもアリサがあるとうまみがぐーんとアップするんです。
石山君も、猫舌なのか、あっちっちっちと食べてますが、美味しいって言ってますよ。でっかい肉の塊にむしゃぶりついていました。 おそるおそる口に運んだ千代子もそのおいしさにびっくりしていました。クスクスも蒸れなくて失敗したと思いましたが、そのぶん、スープをよく吸ってくれて美味しかった。怪我の功名かな。にんじんを入れなかったことはすっかり忘れているようです。 ちょっとランチョンマットでお上品に決めてみました。フォークなんてあっても使わないのです。お肉は指でつまんでガブリとむしゃぶりつきます。だから美味しいのでしょうね。