調理には、モンゴル産の岩塩「白き鷹」200gをおすすめしています。肉を多く食べるモンゴルの人々にとって、塩は欠かせない調味料です。「白き鷹」は、ダブスト山で採れる良質な岩塩で、平原では摂取が難しいミネラルを豊富に含んでいます。肉の旨みを引き立てる、まろやかで奥行きのある味わいが特徴です。

【材料/4人分】
骨付き羊肉　　　約1Kg
塩　　　　　　　　　40g(水の量に対して1%～1.3%)
ネギ　　　　　　　　1本
生姜　　　　　　　　20g(ネギと生姜はお好みで)

【作り方】
1.骨付き羊肉はざぶざぶと水で洗う(ここがポイントです)
2.なべに肉を入れ水を入れる
3.あくがでてくるので丁寧に取る。火加減はぼこぼこ沸騰しない程度、本当の弱火で。
4.ショウガ・長ねぎをくわえ、塩を3回程度に分けて入れる。
5,1時間から1時間半ほど煮込む。

チャンサンマハ以外にもモンゴルの餃子「ボーズ」にも。
【材料】
しょうゆ・みりん・酒・酢・・・・・各90cc
ショウガ・ニンニク・・・・・・・・・各20g
長ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・半分
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ一杯
香菜(生のコリアンダー)・・・・少々
(みつば・パセリでも)

【作り方】
1.しょうゆ・みりん・酒・酢をあわせ、一度沸騰させる。
2.さました後、みじん切りにした生姜、長ねぎ、にんにく、ごま油を全部加え、よくかき混ぜる。
3.最後に香菜のみじん切りを加えてよく混ぜて完成。

モンゴルでは、煮上がった羊肉をナイフで切り分け、手づかみで豪快に味わうのが伝統的なスタイルです。 シンプルな調理だからこそ、羊肉の滋味と力強さがダイレクトに伝わってきます。そして、手で食べることで、モンゴルの食文化を体全体で感じられるような、特別な美味しさがあります。

手を汚さずに食べたい場合は、あらかじめ骨から肉を外し、一口大にカットして器に盛り付けてお召し上がりください。 シーンに合わせて、お好みのスタイルでお楽しみいただけます。

スープの味を調えて麺をいれれば、羊塩ラーメンの完成です。 麺はもちろん、ごはんをいれておじやにしても美味しいですよ。