受け継がれる秘伝の味、名物義経焼。
遡ること60年前。なみかた羊肉店、初代行方貞一(なみかたていいち)が試行錯誤を繰り返し完成させた味噌味の羊肉焼肉、それが義経焼です。
羊肉のために考えられた秘伝の味噌ダレは、素材を厳選した完全無添加の生だれです。香ばしく焼けた味噌ダレと野菜の甘味が羊肉の旨みをより一層引き立ててくれます。
米沢牛の町、山形県米沢市にはもともと羊肉を食べる習慣などありませんでしたが、義経焼の人気に火が付き昭和63年ころには年間50t(25万食)ほどの義経焼を販売するようになりました。
60年経った現在も、米沢市民のソウルフードとして市民に愛され続けています。
現在は四代目が義経焼のレシピを継承し、伝統の秘伝の味を守り続けています。
義経焼を支えるこだわりの羊肉。
羊肉は繊細な肉質だからこそ、素材の良さや職人の技術力がものを言います。
義経焼に使用する羊肉は、降雨量が安定し、良質な牧草が育つ南オーストラリア産のものを厳選しています。日本と同じ温帯性気候で豊かな四季がある地域です。高温湿気を嫌う羊にとっては最適な環境で育つため、ストレスフリーで良質なお肉に仕上がります。オーストラリアでの屠畜加工は、自分たちの目で衛生状態や生産ポリシーを確認してきた信頼できる工場に依頼しています。
使用している部位は、旨味成分が豊富で味が濃厚な腕肉と肩肉をメインに、甘味のある脂身が特徴のバラ肉を加えて、コクと深みをプラスしています。
昭和三十三年の創業以来、羊肉一筋で培ってきた高い技術力と経験で、最高の状態の羊肉をお届けします。
羊肉の旨味を引き出す秘伝の味噌ダレ。
米沢の味噌にスパイスと地場産のニンニクと紅玉リンゴ果汁をブレンドしたタレは、創業以来受け継がれてきた秘伝の味噌タレです。
ベースとなる味噌は江戸時代から続く、創業160年の老舗味噌屋さんに特注しています。厳選された大豆と幕末の時代から受け継がれている種味噌、山形県産の米、瀬戸内海の海水からできた塩、吾妻山系の伏流水を原料としています。こちらの味噌を明治時代から使われている味噌桶で熟成させた、こだわりの味噌を使用しています。
リンゴは、米沢市の契約農家さんが育てた甘みと酸味が絶妙な紅玉。ニンニクも米沢市近郊で育った香り高いニンニクを贅沢に使用しています。
義経焼にあんじゃも南蛮はマストです。
あんじゃも南蛮とは、米沢市笹野町で育つ唐辛子を使った麹なんばんです。かなり辛いんですが、この辛さが義経焼の味噌ダレと相性抜群なんです。当店直営の飲食店でも、義経焼の薬味として提供しておりあんじゃも南蛮中毒者が増え続けています。
ちなみに名前の由来は、はじめてこのなんばんを食べた人があまりの辛さ、うまさに「あんじゃも」と発したのが始まりです。あんじゃもとは米沢の方言で「驚いた」の意味です。
義経焼だけではなくて、様々な料理に使えるため地元では、冷蔵庫に1本常備しておく方も少なくありません。
メディアで紹介されました。
バナナマンのせっかくグルメで紹介されました。
俳優の眞島秀和さんが紹介してくださいました。
モト冬樹さんと松井咲子さんがテレビ取材に訪れました。